明けましておめでとうございます。 昨年は年頭にあたり「ブログへの投稿を増やす!」という目標を立てたにも関わらず、32回の投稿しかできませんでした。今年こそは!と宣言したいところですが、あまり欲張らずにマイペースで続けていくことにしたいと思います。 昨年は元日の能登半島地震から始まり、羽田空港での事故が続いて、心が波立つ一年の始まりとなりました。幸い、今年は穏やかな年明けとなりましたが、能登のみなさんはその後の豪雨災害でも甚大な被害を受けられ、今も普通の生活ができていない状況が続いています。 昨日のテレビ番組で、能登半島地震で倒壊したビルの下敷きになり、奥様と娘さんを亡くされた方が一人でお店を再開されたというお話しが紹介されていましたが、ビルの下敷きになられた娘さんの「助けて」という声に何もできなかった父親の無念さに心が締め付けられました。私が同じ境遇にさらされたら、果たして1年でお店を再開することができるだろうか? 私には到底できないことだと思いました。 ちなみに、あの倒壊したビルは解体が始まり、国交省は折損した杭の調査を行うとのことでした。「新耐震基準で建てられた建物は、地震で大きな被害があっても中の人の命だけは守る」という考え方で設計されていると言われますが、それは地上の構造物について言えることであって、新耐震基準が設定された当時は、杭についての耐震設計はその考え方の対象外だったそうです。 さて、一方で年末にはお隣の韓国で旅客機事故が起きてしまいました。胴体着陸を試みるも、大破して大勢の人が亡くなる悲惨な事故で、バードストライクが原因との報じられていますが、まだまだ謎が多い事故です。昨年、初めて韓国を訪問し、帰りは今回事故を起こした済州航空の便でしたので、私も「他国のこと」としてスルーする気持ちにはなれませんし、同じ航空機を多く使用している日本は勿論のこと、多くの国が今回の事故に強い関心を持っていることと思います。究明には時間がかかると言われていますが、航空機メーカーは勿論のこと、様々な機関が協力して究明と対策にあたっていただきたいと思います。 昨年は、個人的にはアメリカ(テキサス)での皆既日食など初めての体験がありましたが、安全研究会では管理人の西村さんが年末にJR東日本総合研修センター・事故の歴史展示館の見学会を開催していただくなど、新たな学びがたくさんありました。今年は安全研究会の活動をもう少し広げることができたら幸いと考えています。 みなさま、本年もよろしくお願いいたします。
追伸
今年も鈴鹿(白子)の海岸で美しい初日の出を見ることができ、世の中の安寧をお祈りさせていただきました。
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